離乳食の進め方 後期(9~10ヶ月)
この時期は、歯茎を使って噛むことを覚える時期です。調理方法にも工夫が必要になってきます。
赤ちゃんが噛めるような硬さのものを与えるように心がけましょう。柔らかすぎても、硬すぎても丸呑みの原因になります。
進め方
●食材の硬さはバナナくらいがよいでしょう。自分で食べたがる時期です。手づかみで食べられるようなメニューを工夫しましょう。
●大人の食事も薄味にすれば、食べられるようになる時期です。味付けや塩分に気をつけて与えましょう。
●鉄分が不足しやすいので赤身の魚や肉、レバーなどを利用するといいでしょう。
●1日3回の食事のリズムを大切に、家族で楽しい食卓体験が出来るようにしましょう。
●味覚も発達してきます。色々な味付けを体験させてあげましょう。
食事のポイント
赤ちゃんは自分で食べようとします。手で食べることで、食べ物の形や食感を手や指先で確認し、覚えています。ご飯はおにぎりに、野菜はスティック状に、また1つのお皿に入れてあげて、手づかみで食べやすくする、など自分で食べたい欲求を満たしてあげる工夫をするといいでしょう。
食べ物を口から出してしまう場合は、硬すぎる場合が多いです。硬いものを自分ですりつぶして食べることはまだ出来ないため、口から出してしまう場合は硬さをチェックしてあげましょう。
離乳食の進み方は赤ちゃんの成長や体調により、個人差がとても大きいです。食べたり、食べなかったりで心配になってしまいますが、あせらずにゆっくりと進めてあげてくださいね。
2015/12/07 更新
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